2級土木施工管理技士の試験の内容は、「学科試験」と「実地試験」があり、2級の場合は、両試験とも同日に行われるので、1日かかります。
学科試験
「学科試験」はマークシート4択になってあり、61問中40問を選択し、回答します。
比較的難しくはないと思いますが、しっかり勉強しないと普段では使用しない「名称」がでてくるので、落ちる人も少なからずともあります。
試験項目 | 解答方式 | 解答数/ 出題数 |
試験範囲 | |
1 | 土木一般 | 選択問題 | 9/11 |
土工(4)・コンクリート工(4)・基礎工(4) |
2 | 専門土木 | 〃 | 6/20 | コンクリート構造物・鋼構造物・河川・海岸・砂防・ダム・道路・港湾・トンネル・上下水道・鉄道・地下構造物[各2〜3ずつ] |
3 | 法規 | 〃 | 6/11 | 労働基準法・労働安全衛生法・建設業法・河川法・道路道路交通法・建築基準法・火薬類取締法・騒音振動規制法・港則法・環境関連法令など[各1〜2ずつ] |
4 | 共通工学 | 必須問題 | 3 | 機械・電気関係(1)・契約関係(2)・測量関係(1) |
5 | 施工管理 | 〃 | 16 |
施工計画(2)・工程管理(2)・安全管理(4)・品質管理(4)・環境対策(2)・建設機械(2) |
計 | 5分野 | 必要解答数 | 40/61 | ※土木工事に必要な一般的知識を問う内容からの出題 |
実地試験
「実地試験」は「筆記問題」と「経験記述論文」となっています。
「筆記試験」は、しっかり建設機材や資材の名称、用途などを覚えなければまず受かることはありません。
問題 | 出題内容 | 備考 | 配点 | |
問題1 | 経験記述問題 | 施工管理課題{工程・安全・品質・施工計画・環境対策ほか} うち1〜2つが指定される |
必須解答 | 25% |
問題2 |
記述式 |
土工 |
25%×3題 (75%) |
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問題3 | コンクリート工 | |||
問題4 | 施工管理1 | 選択解答(2題中1題) | ||
問題5
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施工管理2 |
「経験記述論文」は、あなたが今まで経験してきた工事現場の「品質管理」や「安全管理」「工程管理」「出来形管理」などの表題から技術的な論文を作成しなくてはなりません。
また、近年では論文の構成も変わり、「工事の課題」「課題に対する検討内容」「検討後の措置内容」と3段階で論文を作成しなくてはならないため、必ず事前に論文を作成しておくなり、対策が必要となってきます。
私の経験上「学科試験」「筆記試験」はどのようにでもなるので、「経験記述論文」が一番ネックになりました。